強制保険は被害者の救済が目的で作られた保険

自動車保険には、車の所有者が必ず加入しなければならない自動車損害賠償責任保険(自賠責保険と略し、一般に法律により加入を強制されていることから強制保険とも呼ばれる)と、損害賠償額が強制保険金でまかないきれない場合にこれを補填する保険で、加入が任意の任意保険とに大別される。

支払われる保険金額は、死亡の場合が最高3000万円、傷害の場合が最高120万円、後遺障害が残った場合は等級に応じて一級で最高3000万円~十四級が75万円となっている。