ムチ打ち(頸部捻挫)の種類

ムチ打ちは様々な症状が起こります。まず原因が大きく分けて3つです。


①頸部の筋肉・関節が原因の可動域制限、運動痛を中心としたもの


②頸椎から出る神経根が原因のシビレ、放散痛、知覚異常、筋力低下など


③自律神経が原因の頭痛、耳鳴り、めまい、違和感、食欲不振など


このすべてがあてはまる方もいれば、どれか一つの方もいると思います。当院では総合的に症状を判断し、適切な治療を行います。


種類の分類


①頸椎捻挫

 もっとも多く一般的なものです。衝撃で大きく頸椎に負担がかかり関節を捻挫した

 ものです。


②バレリーウー症候群

 自律神経が損傷した場合のことです。


③神経根型

 頸椎の出入り口の損傷です。シビレが特徴です。


④脊髄症状型

 脊髄損傷を起こし麻痺などを伴うことが多いです。


 ムチ打ちの症状は人により全く異なります。どの治療がよくてどの治療が悪いかは全くわかりません。そのためにも当院では初回の問診や治療を大切にしています。整形外科では、首の牽引や湿布、電気治療が多いようですが、時間がかかったり治療内容に不満を感じる患者さんをたまに見かけます。どちらがよいかは患者さん自身が決めなければいけません。当院は一般的に約3か月くらいかかると言われているムチ打ち治療を手技療法を中心に行います。受付時間や施術にかける時間、数種類の電療機器の強みを生かし全力で交通事故患者さんをサポートしてきます。